今の時代を映し、次世代を担うモデル6名を、新進気鋭のフォトグラファーTammy Volpeが撮り下ろした作品「FLORA」。
ARTIDA OUDのテーマである“raw beauty＝ありのままの美しさ”を体現している彼女たちに、自分を形成しているエピソードを伺った。
ブランドが大切にしているのは、大自然の中で生み出されたマテリアルがそれぞれ違った表情で個性を放つ美しさ。
彼女たちもまた世界で1つだけの花のように静かにきらめくーー
−−ありのままの自分でいられるとき
絵を描いているとき。
絵は毎日描いていると思う。
家で寝ないで描いたり、電車の中でとか、レシートの裏にとか。
「自らが動くと自分の周りも変わっていく」
という考えが頭の中にある。
周りの人も元気になって欲しいと思うから、
自分から行動し続けたい。
——影響を受けた人
松浦弥太郎さん。
「正直」という本に出逢ってから、
大切に持ち歩くようにしています。
何回読んでも、弥太郎さんの生き方とか、
感じてるものが素敵だと一番心に響きます。
人生の指針としている言葉は「正直・親切・笑顔」です。
人に対しての思いやり、優しさ。
そしてていねいに生きることを大切に。
−−あなたが考える美しさとは
常にハッピーでいること。
どうしてもハッピーでいられないときでも、
笑顔は忘れないようにすること。
自分の気持ち次第で、
物事がいいか悪いかは変わると思うから。
−−影響を受けた人
家族。
ありのままの自分を愛して、信じて、生きる。
他の人にも同じことができる。
そうすると自ずと身の周りが
自分の愛している人たちやモノで囲まれていく。
「自分を愛することは、必然的に周りを愛することに繋がる」と
母がよく言っています。
−−大切にしているモノ、コト
感謝の気持ち。
お互いに気持ちの良い関係性を築くために
一番大事なことだと思うので、常に心に留めています。
最近、久しぶりに友人と会えたときに、言葉にできないほど
嬉しい気持ちになり、心から「ありがとう」と思えました。
友だちは、大切な親とはまた別の大切な存在。
大切な人を大切にしたいです。
−−ありのままの自分でいられるとき
自分の好きなことをしているとき。
音楽が好きなので、LIVEに行っているときや、
写真を撮っているときはありのままの自分でいられる気がします。
写真は目に見えたものが、そのまま焼き付けられるのが好きです。
高校1年の時から風景を撮り始めて、去年個展をひらきました。
最近では人を被写体にして撮影しているときが楽しいです。
1994年生まれ、日本・アメリカのルーツを持つ。
国内外のカルチャー誌やファッション誌等で活躍。
2016年NYとLAの旅の中で撮り下ろした写真の個展
「Nice to see you」を開催。
17年、ロンドンにて、
フォトグラファーのElizabeth Gabrielle Leeと共に
アジア女性のアイデンティティを表現した
グループ展「XING」を開催。
@bluebluetammy
