ARTIDA OUD

ARTIDA OUD

Journal

ミュージシャン/Chara

interview

ミュージシャン/Chara

歌うように話す人だと、インタビューをしながら思った。

デビュー27年目に入ったCharaは、今年50歳。一貫して愛を歌い続ける彼女の音楽を聴いていると、恋愛、家族愛、慈愛…一口に愛といっても、柔らかくかたちが変わるが、どれもピュアで尊いと気づく。

かたちが変わるのは、人間も同じ。そしてどの瞬間も美しい。

「日常のすべてを音楽のように生きることが、ありのままのChara」と語っていたが、子どもの話をする彼女の口調はアップテンポで幸せに満ち、ARTIDA OUDのテーマ“raw beauty=ありのままの美しさ”にあふれていた。

ARTIDA OUDはただいま、クリスマスのために特別にデザインした限定ジュエリーを展開中。夜空に煌めく月や星をダイヤモンドで表した神秘的でまばゆいジュエリーは、「クリスマスが好き」だというCharaのイメージを思い出させ、今回フォトセッションをオファーした。冬の光の粒のように、愛のように、キラキラとした美しさを写真にとじ込めた。

新作について、本名で活動することについて、母として、Charaとして想うこと…心地よいリズムで語ってもらった。





新作『Baby Bump』への想い、本名“綿引美和”でロマンあふれる絵本を創った理由

―――Charaさんはデビューしてから27年間ずっと“愛”をテーマに歌い続けていますが、新作『Baby Bump』は“愛を身ごもる”がテーマだとか。どう創られたのでしょう?

今回はレコード会社の移籍があってね。みんなにもわかる言葉でいうと、離婚して、新しい旦那と一緒になったみたいな。移籍までの間が短かったから流れのままに…本当にありのまま創ったんです。

意識したことがあるとすれば、新しいパートナーたちが「こういうChara見てみたい」って挙げてくれたキーワードに“ディスコ”とか“パーティーチューン”という言葉が出てきて。ディスコってちょっと古い感じもあるけど、私はソウルやダンス・ミュージックがルーツにあるから、いまのクラブの音を意識して創りました。新しい人と一緒に制作して、新鮮だったな。LUCKY TAPESの高橋海くんとか、mabanuaとか、若手の子ともコラボしてね。

―――積極的に若い世代の方とコラボをされていますよね。

してる、してる!ふだんから、家に呼んでセッションしたり。そういうの好きでよくやりますね。レコード会社が違うとか、いろいろな隔たり関係なく、アーティスト同士で繋がって世代を超えていけたらと思います。

コラボしたい相手は、いろいろいるんだけど…あっ、一番は、息子とやりたいです。いろんな楽器やるんですよね、彼。親子ならではのサウンドってあるんじゃないかな。なんかいいな、いつかやりたいな。



―――妹さん(綿引光子さん)の絵と、Charaさんの物語で『LITTLE HEARTBEAT』という絵本を出されますが、“綿引美和”というご本名で活動されたのはなぜですか?

家族を意識したからかな。父が亡くなったことが、絵本を創るきっかけになったんです。妹と会う機会が増えて、父の影響とかふたりで考えたりして。ちっちゃいころから、家で妹は絵を描いていて、私はピアノだったり楽器をしてっていう感じで。父はアーティストさんに寄り添った仕事をしていたんだけど、本当は自分がアーティストなりたかったのかなとかいろいろ妹と話をしていくうちに、自然と「一緒に創りたいね」って。



絵本だけど、大人も楽しめるロマンティックなことを描きました。世界のどこかで静かに暮らしている女の子が、冒険に出るストーリー。姪っ子やうちの子たちに、いい恋愛をしてほしいな、ロマンティックな想いを止めないでねっていう気持ちを込めて。毎年クリスマスは姪っ子に絵本をプレゼントしてるから、タイミングもよかったです。クリスマスシーズンって、誰かを喜ばせるような、キラキラした感じがするでしょう。私はゴスペルとか聴いて愛は尊いって思うタイプだから、クリスマスって好きなんです。



―――今回着用いただいたジュエリーは、ARTIDA OUDのクリスマスシーズンのジュエリーです。クリスマスのキュンとするエピソードってありますか?

うちのお姉ちゃん(モデルのSUMIREさん)は、高校生までサンタさんを信じてたんだよね。うちはね、クリスマスツリーがサンタさんへのポストだったの。プレゼントのリクエストをカードに書いてツリーにかけるんだけど、あるときiPodをリクエストされてね。サンタさんから届いたんだけど、暗証番号を入れないと使えなくて、すーちゃんに「番号がわかんない」って言われたときに私が4桁言っちゃって(笑)。「ママがサンタだったの!?」って驚かれて、「緋美(Charaの息子さん)には内緒だよ!」って(笑)。キュンとしたというか、かわいいなあって思いましたね。



―――年末はオシャレをする機会も多くなりますよね。Charaさんにとってオシャレってどんなものでしょう?

わかりやすく言うと、テンションを上げるものですね。私は人を見た目で判断するって悪くないと思っていて。だって、心は見えないけど外見は見えるでしょう?ロックT着てたら「そのアーティスト私も好き!」ってなったり、ジュエリーが可愛かったら「えー、どこで買ったの?」ってその人と会話が始まる。ファッションってコミュニケーションツールのひとつだからね。
私はたまたま“Chara”が仕事なのでめちゃめちゃ自由で、0から音楽を創るのと同じようにオシャレもクリエイトしてる。そういうところを、楽しそうだなって見てもらえていたら嬉しいな。

ジュエリーも、テンション上がりますよね。料理するときと寝るときは外すから、身につける時は「さあ行くぞ!」みたいな。首周りは自分では鏡がないと見えないけど、リングとか手元は目に入ってくるし、楽しい気分になるよね。





歌うように話す。ありのままのCharaは、日常を音楽的に過ごす

―――ARTIDA OUDのテーマが“raw beauty=ありのままの女性の美しさ”なんですけど、Charaさんにとってありのままの美しさってなんですか?

ありのままの美しさ…それって、一番言われたい言葉じゃないですか?男の人とかに「そのままの君が好き」とか。「Charaでいるときはありのままなのか?」って考えすぎちゃうと、いろいろ気負ったりしておかしくなっちゃうんだけど…たぶん、日常ぜんぶを音楽的に過ごしてるのが、私がありのままでいることなのかなと。話すときも歌うみたいな感じがしていて、なんとなくすべてが音楽っぽい。私ももう50歳を過ぎたけど、歳を重ねてくると自分のことがわかってくるんですよね。

―――ありのままの美しさには、外見だけではなく、内面的なものもあると思います。Charaさんにとって、自分を育ててくれたものは何でしょうか?

恋愛に悩んでいた年齢のころはエーリッヒ・フロムの『愛するということ』という本を読んでました。冒頭から「愛とはなにか」みたいなことが書いてあって。この本を読むまでわりと、何も考えないで直感で話すようなタイプだったんです。でも相手を思いやったり、相手のために考えたりするようになったきっかけの一冊ですね。哲学の本はわりと好きです。

あと絵本も好きで、いまでもつい買ってしまうんです。シェル・シルヴァスタインのシンプルな絵本で、『The missing piece―ぼくを探しに』っていう自分のかけらを探す話とか、『The missing piece meets the Big O―ビッグ・オーとの出会い : 続ぼくを探しに』『The giving tree―おおきな木』っていう三部作はお気に入りですね。シンプルだけど、メッセージがある。
音楽だと、PRINCEには影響を受けましたね。昔から“誰でもない誰か”っていうのに憧れてて。マルチプレイヤーの彼は、まさしくそんな存在でした。





“ありのままの美しさ”と聞いて浮かんだのは、愛娘の顔

―――“ありのままの美しさ”と聞いて、浮かぶ女性はいますか?

ううーん…うちの娘は、美しいと思う。素直だから。素直って傷つくことも多いんですけど、健やかな美しさに繋がりますよね。このまま成長してほしいなと思います。もう大人になってきたんで恋愛の話もします、相談に乗ったりとか、買い物もよく一緒に行くし。服はけっこう、私のお古を着てるんじゃないかな(笑)。

―――女性であり母でありミュージシャンでありいろんな顔をお持ちですが、Charaとして活動するのはどんな感覚なのでしょうか?

9歳のとき学校の先生に「Chara」って呼ばれてからずっとCharaをやってるんだけど、職業欄には“女”って書きたいと思ってて。歌ったり詩を書いたり楽器を演奏したり、いろいろしてバランスが取れてる。だからぜんぶのベースである“女”って書きたいなって。
子どもの前ではCharaではなくて、完全にママですね。やっぱり食や健康は守りたいし、子どもを心配することがお母さんの仕事みたいな感じで、まあうるさく言ってます(笑)。子育ては最高にクリエイティブだなあと思っていて、実際やっててすごく大変だけど、すごく楽しい。子どもたちから影響も受けるし。いろんな生き方や選択をする人がいると思うけど、私は子どもがいて幸せですね。

―――さまざまなフィールドで頑張る女性にメッセージをお願いします。

にこにこ、笑顔で頑張ろうって伝えたいですね。一概には言えないんですけど、女性は機嫌がいいほうがいいなと思います。同じような女性が二人いて、男を取り合ったら絶対機嫌のいい方が選ばれるだろうなって考えてて。私もできていない時もあるけど、頑張りすぎないおもてなしみたいに、笑顔でいようって思ってます。
あと頑張ってるんだから、たまには自分へのご褒美も大事。たとえばジュエリーって、私はそういうふうにも買います。自分の喜ばせ方って、自分がよく知ってるはずだから。たまには自分にご褒美をあげてね。

―――ARTIDA OUDで好きな商品はありますか?

ゴールドは基本好きですね。ダイヤと、今日も着けさせてもらったピンククォーツのリングが可愛いな。日本人にはピンクが合うし、たしかピンククォーツは愛の石なんですよね。そういう想いが込められてるものを身につけるのは、素敵だと思います。ジュエリーが壊れたとき、私はよく身代わりって言って、守ってくれたんだなって思います。こういうジュエリーを身につけられるのも、女性の喜びですね。







 





PROFILE

Chara



1991年デビュー。一貫して「愛」をテーマに曲を創り、歌い続けている。1996 年には女優として映画『スワロウテイル』に出演、テーマソング『Swallowtail Butterfly ~あいのうた~』は大ヒットを記録。この頃から、ライフスタイルをも含めた " 新しい女性像 " としての支持も獲得。1997 年のアルバム『Junior Sweet』は 100 万枚を超えるセールスを記録する。2018年生誕50年に。12月には自身初となる絵本 (CD 付き )『LITTLE HEARTBEAT』、約1年振りとなるオリジナルアルバム『Baby Bump』 を発売。2019 年 1 月より全国ツアーも開催される。デビュー27周年を迎えてもなお、音楽と共に生き、積極的に活動中。

公式HP
https://charaweb.net/

Instagram
https://instagram.com/Chara_official_

Twitter
https://twitter.com/Chara_xxx_



PHOTOGAPHER/SAYO NAGASE

STYLIST/MANA YAMAMOTO

HAIR/GO UTSUGI(PARKS)

MAKE-UP/MARIKO SHIMADA(UM)

MOVIE/EMINA NAGAHAMA

EDIT/RIDE MEDIA&DESIGN

TEXT/HANAKO FUJITA


< 着用クレジット >




(右耳)
"selene" new moon and south sea pearl pierced earring 28,080yen (with tax)
"grain" K10YG opal grain stud single pierced earring 19,440yen (with tax)
"grain" K10YG opal moon stud single pierced earring 19,440yen (with tax)

(左耳)

"selene" star long chain single pierced earring 21,600yen (with tax)
"selene" new moon chain earring charm 14,040yen (with tax)


(バックコンシャスネックレス)
"selene" akoya and star Y neckless 51,840yen (with tax)
(右耳)
"selene" new moon and south sea pearl pierced earring 28,080yen (with tax)
(右手)
"gaia" double line diamond ear cuff 16,200yen (with tax)(リングとして着用)
(左手)
"selene" akoya and moon open ring 30,240yen (with tax)

"selene" south sea pearl and moon bangle 32,400yen (with tax)



"selene" akoya and moon open ring 30,240yen (with tax)

"selene" south sea pearl and moon bangle 32,400yen (with tax)



(左手) 
"selene" new moon and stars open ring 19,440yen (with tax)
"citronnier" leaves pave diamonds ring 25,920yen (with tax)
"kale" K10YG rose quartz drop swing ring 24,840yen (with tax)

(右手)
"selene" akoya and moon open ring 30,240yen (with tax)



"citronnier" leaves pave diamonds ring 25,920yen (with tax)
"kale" K10YG rose quartz drop swing ring 24,840yen (with tax)



⇒ ARTIDA OUDのクリスマスコレクション"selene of christmas"はこちら






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